心騒ぎを奏でるクレッシェンド

嵐とKinKi最高!twitter→ @kurukuru_mo

嵐ヲタがKinKi Kids沼に落ちるまで。

あれは丁度大学受験を終えた頃だった。


やっと大学受験が終わったという嬉しい気持ち、思うような点数が出ず悔しい気持ち、本当に受かるのだろうかという不安な気持ち。色々な気持ちを抱えながら、合格通知が来るまでまだ安心できず 思うようにはっちゃけられない悶々とした日々が続いていた。

『受験が終わったら、受験勉強で見れなかった嵐の番組を思いっきり見てやる!!』

そう思いながら勉強に励んでいた私は、早速嵐の番組を見始めた。


一日中部屋にこもって画面の中の嵐とtwitterを往復する日々。

そんな時twitterで何かに萌え死んでいる人たちが何人か私のTLに流れてきた。

どうやら『 KinKi Kidsのブンブブーンという番組で堂本剛さんが、堂本光一さんに少し早めの誕生日プレゼントをサプライズで贈った事実に対し萌え死んでいる人たち 』らしい。

その時の私は何を思ったのか気がついたらこの回の動画を探して見ていた。簡潔に言うと、非常に萌えた。


私は元々KinKi Kidsが大好きだった。

私は当時3歳くらいであったがそれでもKinKi Kidsが非常に大好きで、幼いながら堂本光一さんを見て王子様だと思っていた。

しかしKinKiをテレビで見る機会があまり無くなり、いつしかそのような気持ちも忘れていた。

そうだ、忘れていただけで、元々好きだったのである。

萌えないわけがない。


が、この時点ではまだKinKi沼に落ちてはいない。



それから何日かたつと受験が終わるまで我慢!!と思って見なかった嵐の番組も底をつきた。

そこで私は嵐の動画をあさることにした。

しかし動画もどれも見た事があるものばかり。そこで私は検索欄に 『嵐 SMAP』と打ち込んだ。そう、私は先輩と絡む嵐が大好きなのだ。検索をかけると色々出てきたのでそれを見た。その後『嵐 TOKIO』 『嵐 V6』とどんどん検索を続けては動画をあさぐりまくった。


そして『嵐 KinKi Kids』と検索した時の事だった。

あれ??これだけ??え?

嵐とKinKiが絡んでる動画がとてつもなく少ないのである。

嵐とKinKiの絡みを見る気満々だっただけに残念だった。 私はなんとなく『KinKi Kids』とだけ検索してみた。すると、1番上に

KinKi Kids2010-2011 〜君も堂本FAMILY

という動画があった。


この画面を見た瞬間私はヤバイ!と思った。                  

この動画を見たら絶対ヤバイ、二度と戻れないと本能が悟った。   しかし、私はこの動画を開いてしまった。(麻薬じゃないんだから、、と我ながら思うが本当にこういう感じだった)



壮大な音楽が流れ始める。

まだKinKi Kidsは登場していないにも関わらず早くも私は心拍数がとても上がったのを感じた。

そしていよいよ登場するKinKi Kids

ゆっくりゆっくりと移動し、

中央のステージで2人が合流し、そこからまた2人揃って横並びに、同じ歩幅で歩き出した。

それはあまりにも美しく、壮大な景色で私はこの時点で泣きそうだった。

息をするのも忘れる程だった。

すると Family〜ひとつになること  という曲が流れ始めた。

神々しかった。

始まってからここまでのこの数分でKinKi Kidsというグループに対し私の中で畏敬の念さえ生まれた。


すると 突然パイプオルガンのような音で始まるイントロが流れ先程とは全く違う曲調の曲が流れた。

この曲が始まって私は レイコンマ1秒で恋に落ちた。

そう、スワンソングである。

苦しかった。

向かい合いながら歌っている2人を見て私は胸が締め付けられる思いだった。

するとその後!2人ががっちり手を合わせたのである

死ぬと思った。いや、本気で。

死ぬんじゃないかと本気で思うくらい衝撃的で美しく、2人にしかない世界がそこにはあった。

その後もデビューしてからいままでの間全く色褪せてないどころか進化し続けている『硝子の少年』、あまりにも話が長い(褒めてます、もっとやれ。)MC。

KinKi Kidsヒットメドレーが終わったかと思えば、これでもかというほどアイドルを見せつけられる怒涛のアイドルメドレー。(←ここでまた死にそうになる)そしてアイドルメドレーが終わったかと思えば急にギターをかき鳴らす2人。

♩僕ら〜は人を好きになってく君も笑顔も涙も

というフレーズを聞いた時とても懐かしい気持ちになった。

そしてまた次の曲が始まった。 衝撃だった。本気で泣いた。こんなに歌を聴いて心が揺さぶられたのはいつぶりだろう。さっきまでのアイドルすぎるほどアイドルだった2人はどこへやら。画面の中に見える2人は私が知っている誰よりもアーティストだった。 そして後日、この曲は堂本光一さんが作詞、堂本剛さんが作曲をした共作曲であることを知った。 こんなに人の心を揺さぶる曲をアイドルである彼らが作って、こんなに人の心を揺さぶる歌を歌えるKinKi Kidsは最強だと思った。 


 私はこの KinKi Kids 2010-2011 〜君も堂本FAMILY〜  のライブを見てレイコンマ1秒で沼にすっぽりハマってしまった。それからは毎日毎日狂ったようにこのライブを見ては毎日泣いて、飛ぶ鳥を落とす勢いでKinKi Kidsにハマった。

 その後、嵐とKinKiを掛け持ちしてもいいのか?と掛け持ちをすることに対し罪悪感が生まれたりなんやかんやあったりしたが、優しい先輩ヲタからの支えもあり今は無事、嵐とKinKiを掛け持ちし、最高に幸せなヲタライフを送っている。 



櫻井翔さんが以前アブナイ夜会で言っていたこの言葉が今になって本当に身にしみる。

ー  人生って分からない。